近年、食生活の欧米化により、大腸がんが増えています。
大腸がんは腫瘍性の大腸ポリープから発生します。
大腸の検査には「便潜血検査」、「注腸X線検査」、「大腸カメラ検査」がありますが、
このうち大腸カメラ検査が最も有効とされています。
大腸がんは発生してから大きな腫瘤に進行するのに数年はかかり、早期に発見できれば完全治癒の可能性が大きくなります。
積極的に大腸がん検診を受ける事により早期発見につながりますので、定期的な検査をおすすめ致します。
- お腹にしこりを感じる
- お腹がはった感じがする
- 体重が急に減った
- 便に血や粘液が混じることがある
- 下痢や便秘が増えた
- お腹が痛む
- 下痢と便秘を繰り返す
- 便が細くなった
- 排便後もすっきりしない
※ 特に血便、便通異常、腹痛は大腸疾患の3大症状といわれ、女性ではすでに第1位となっています。
■ 前日
朝食、昼食は軽め、夕食はうどんなどで夜9時までに済ませてください。
寝る前の下剤を飲んでいただきます。
■ 検査当日
腸の洗浄液を朝7時頃から2時間程でゆっくりと飲みます。トイレへ5~10回程いき、最後はうす黄色から透明の液体となります。
常用薬がある場合、朝早めに起きて飲んでいただきます。(詳細はご指示いたします。)
■ 検査準備
ベットに横たわりお腹の緊張を緩めます。
ご希望で鎮静剤や鎮痛剤を使用しますので、寝ている状態で行うことができます。
(恐いイメージがあるかもしれませんが、そこまでつらい検査ではございません。)
■ 検査開始
肛門に痛み止めのゼリーをぬり、ゆっくりと内視鏡を挿入していきます。
力を抜いて楽な姿勢で受けて下さい。検査は30分前後で終わります。
ポリープはその場で切除可能です。鉗子でつまんだりワイヤーで焼き切り、必要であればクリップでふさぎます(クリップは自然に排出されます)ので、出血もほとんどなく、治療での痛みは通常ありません。
■ 休憩
検査が終わったら、ベットかリクライニングシートでゆっくり(30分から1時間)休んでください。当院ではカメラからの送気に、汎用されている空気ではなく、二酸化炭素を使用しますので、吸収が格段に早く、検査後お腹は張りにくくなっています。万一ご気分が悪い時はすぐに伝えて下さい。お休みいただいた後、検査後の注意事項の説明があります。
■ 結果説明
画像ファイリングシステムで、すぐに診察室でいっしょに写真をご確認いただき、検査結果の説明を行います。組織の検査があれば、1〜2週後には結果をお伝え致します。
なかや内科医院
〒235-0011 磯子区丸山2丁目―18-6
[TEL] 045-750-1002
※ 専用駐車場あり
▼ 診療時間
平日 9:00 - 12:30 15:00 - 18:30
※ 土曜午後の診療は14:00~17:00
休診日:木曜日・日曜日・祝日
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
9:00-12:30 | ● | ● | ● | ー | ● | ● | ー | ー |
15:00-18:30 | ● | ● | ● | ー | ● | 〇 | ー | ー |
※ 受付は診療開始の15分前から
▼ バス案内
◎ JR根岸駅よりバス(21,78,133,135系統)「市電保存館前」下車 徒歩1分
◎ JR磯子駅よりバス(9,78系統)「滝頭地域ケアプラザ前」下車 徒歩1分
◎ 横浜市営地下鉄 吉野町駅よりバス(113,156系統)「根岸橋」下車 徒歩3分
◎ 横浜市営地下鉄 京急 上大岡駅よりバス(133系統)「滝頭地域ケアプラザ前」下車 徒歩1分